過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:21:08.17 ID:gW499b/oo
<善処致す>
短くそれだけ言って、正宗はまた黙り込んでしまった
「お待たせしました」
以下略
52
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:26:11.27 ID:gW499b/oo
「別の世界から来た……か」
私の話を聞き終えた上条さんがポツリと呟いた
「なぁ、インデックス。佐天さんの話を信じない訳じゃないんだが、本当に別の世界から何か
以下略
53
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:30:48.30 ID:gW499b/oo
「い、いや、俺も別に嘘ついてるなんて思ってる訳じゃないんだ。俺も魔術なんてもんと関わって
“あり得ない”って思うようなことも経験したけど、さすがに別の世界なんてのは半信半疑な
のが正直なところだ」
正宗の剣幕に圧されて、後ろに身を引いた上条さんが弁解の言葉を口にした
以下略
54
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:35:54.98 ID:gW499b/oo
「厳密に言うとそれは別の世界ではないんだよ。るいこの話みたいにここと似たような世界で
人間が普通に生活してるなんてのはあり得ないんだよ」
<…………>
以下略
55
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:39:31.11 ID:gW499b/oo
「ただ別の世界、よくSFとかでは平行世界だとかパラレルワールドだとか言われているもの
だね。ともかくそのパラレルワールド、この世界とは異なる世界が存在するとして、こっちの
世界とその世界を繋ぐためには莫大な力が必要になる筈なんだよ」
「もし世界と世界を繋げるような魔術があったとして、それを使うためにどれだけの力が必要
以下略
56
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:44:04.85 ID:gW499b/oo
<!!>
「正宗……?」
インデックスの神様という言葉を聞いた瞬間
以下略
57
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 22:50:56.61 ID:gW499b/oo
「無理もないんだよ、世界から世界に跳躍するならかなりの衝撃がかかってもおかしくない
んだよ」
<…………>
以下略
58
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 23:00:05.31 ID:gW499b/oo
正宗の甲鉄をペタペタと触りながらインデックスが言った
「でもにわかには信じられない、っていうのは私も同じかも。人間が別の存在に姿を変える
魔術は確かに存在するんだよ。
でも魔術では完全に別の存在に変われるわけじゃない。なのにこのカミキリムシ――、
以下略
59
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 23:08:59.06 ID:gW499b/oo
ザーっと、まるでノイズが走ったかのような感覚が頭の中を駆け巡った
それはたちまち大きさを増し、まるで眩暈のような感覚が私に襲いかかる
(何……これ……?)
以下略
60
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 23:16:40.20 ID:gW499b/oo
だというのに、この得体の知れない感覚は一向に消え去らない
ああ、そうか――
これは――
以下略
61
:
◆JZzNmabVtI
[saga sage]
2011/03/27(日) 23:24:32.23 ID:gW499b/oo
訂正
「どうしたのるいこ?具合でも悪いの?」
「大丈夫だよ。ちょっと色々なことがありすぎて整理してただけだから」
以下略
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