過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:14:12.59 ID:X8vEpOkso
「ごめんね、私ちょっと一方通行さんと話さないといけないことがあるの……。だから悪いん
だけどちょっと席をはずしてもらえないかな?」
私は少し屈んで、打ち止めちゃんと目線を合わせ、優しく諭すように言った
以下略
93
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:20:57.30 ID:X8vEpOkso
「うぅ〜〜……、どんな話かはわからないけど、後でちゃんとミサカにも教えてよ!隠し事は
なしなんだからね!ってミサカはミサカは念を押してみる!!」
「へいへい……」
以下略
94
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:31:34.95 ID:X8vEpOkso
「ちょっと佐天と話すことがあるから向こうへ行ってろって言っただけだ」
<そのような物言いは感心せんぞ……、と言いたいところだが……。貴様の常日頃の打ち止め
への態度を見ると、貴様が打ち止めを意味も無くそのように邪険に扱うとは考えられん。
何か理由があるのではないか?>
以下略
95
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:38:20.52 ID:X8vEpOkso
<そうか……>
正宗も一方通行さんの意図するところがわかったのだろう
納得したかのように、静かに呟いた
以下略
96
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:48:43.76 ID:X8vEpOkso
「なるほどねェ……」
私の話を一通り聞いた一方通行さんは呆れたような顔をした
「ったく、何でもかんでも首突っ込むンじゃねェよ……。そういうのは無視しときゃいいンだよ」
以下略
97
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 21:57:40.59 ID:X8vEpOkso
その問いに私は返答に窮してしまった
「なンもねェだろ?お節介で出しゃばって、ただ怪我しただけじゃねェかよ。それにその不良
が今回のことを根に持って報復しにくるかも知れねェぞ?」
以下略
98
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 22:11:05.06 ID:X8vEpOkso
「その通りだな。一つ聞くが、佐天がその女を助けようとした時、他にその女を助けようとして
たヤツが居たか?」
<ふん!そのような気骨のある輩は一人も居らんかったわ。だからこそ、御堂がそのような
附抜け共の代わりに正義を為したのだ!>
以下略
99
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 22:19:54.60 ID:X8vEpOkso
<ぬぅ……>
そういえば、白井さんにも同じことで注意を受けていた
おそらく正宗もそれを思い出したのだろう
以下略
100
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 22:26:17.60 ID:X8vEpOkso
<…………>
正宗は完全には納得できていないようだが、一方通行さんが私達のことを思いやってくれて
いることは伝わったようだ
以下略
101
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 22:39:36.89 ID:X8vEpOkso
不良達を倒した時のことを思い出す……
私に向けられた言葉と奇異の視線を……
「…………」
以下略
102
:
◆JZzNmabVtI
[saga]
2011/06/22(水) 22:52:35.12 ID:X8vEpOkso
こんなものはただの自己満足かもしれない――
いや、こんなものはただの自己満足だ
でも、それでも……
以下略
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