過去ログ - キョン「けいおん!」 律「涼宮ハルヒの憂鬱」
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178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/23(水) 02:17:55.71 ID:UCCiHGEA0
「それに…、律にも言われたんだ」
「えっ」

そういうと、さっきまで俯いていた秋山は、俺の方を向いて話しを始めた。
顔はまだ若干赤いままだが、その表情は真剣そのものだった。

「昨日の夜、電話があって、『澪がしっかり自己管理出来ていないのが悪い』って。確かに、そうだなって……、思った」
「………」
「その、私…、ここ最近キョンの事避けてる訳じゃなかったんだけど…、その、恥ずかしくて…、会ってもどんな顔すればいいのか分からなかったし…」
「………」
「律にも、『このままじゃ、キョンが可哀そう』って言われて…、私も、この間みたいにキョンと普通にまた話せたらなって思ってて……、その……」


正直、動揺した。
秋山の口から『田井中』の名前が出た時、自分の心臓の音が聞こえるのではないかと思うくらい……、動揺した。
自分のした事、田井中の気持ち。そんな事、今更なのに…。
今更なのに…、考え出したら、急に怖くなった。
でも…、秋山の話を聞いているうちに…、何故か田井中の悪戯っぽい笑顔が頭に浮かんで…。
そしたら…、


「秋山」
「は、はい」
「その、ありがとな」


急にあいつに会いたくなって…、


「俺も秋山と普通に話せるようになりたいって思ってて……、こんな事、俺がいうのもおかしな話だけどさ…、この間の事は忘れて…、その、なんていうか…」
「うん…」
「またよろしくお願いします」


涙がでそうになった…。


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