過去ログ - 悪魔「異界の門を開いたのはお前か」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/28(金) 11:49:08.89 ID:bMMZmqDAO
 人外の力を持つ中年は卑下した薄笑いを浮かべた。

中年「小汚い犬人間の知り合いを持った覚えは無いが」

人狼「犬人間か……」

 静かに罵倒を受ける人狼に悪魔は違和感を覚える。
 犬呼ばわりされれば、怒り狂うのが常であるはず。
 もっとも、遠い昔に軽々と人狼を負かした悪魔のそれは別だが。

人狼「おい」

悪魔「うん? 人違いか?」

人狼「違う。[ピーーー]前に、用があるんだろう?」

悪魔「……それは問題ない。殺してからでも私の質問には答えられるはずだ」

人狼「そうか……」

中年「[ピーーー]だ? ……何の話かは知らんが……死ぬのはお前らだっ!!」

 その声と同時に、中年が人狼との距離を瞬く間に詰める。そして、振りかぶった。
 人ならざる動きだが、向かう者もまた人外にて強力。
 拳が下ろされる事は無かった。
 嘲りの一つでも吐き捨てるはずだった男は、背骨が砕けた事を認めた。
 彼は手首を取られ、床へ叩き付けられていた。
 技に因るところでは無かった。背負いもせずに腕力だけでそれを成した人狼は吐き捨てた。

人狼「大口の割には手応えの無い奴だ」

中年「お前もな……」

 よろよろと立ち上がり、背中をさすった。
 痛みが引くことの早さに、中年は吸血鬼の名を冠する事を改めて感じた。

中年「この分なら、やはり死ぬのはお前らだ」


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