過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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◆tVP11EVtkPKg
[saga sage]
2011/06/03(金) 00:08:11.94 ID:LX3NBIR50
御坂「とりあえず、自称レベル5の佐天さんのお手並み拝見といきましょうか」
御坂はそう宣言してから得意の電撃を、佐天に向かってノーモーションで放つ。
怒りに我を忘れつつある御坂の攻撃は手加減なしの文字通り一撃必殺の高圧電流が佐天を襲う。
佐天「遅すぎて話になりませんね」ヒョイ
御坂「なっ!?」
視覚してから回避行動など取れるはずもないその一撃が佐天に直撃する直前、
信じられないスピードで動き回避してしまったのだ。
ありえない、考えられないことだと御坂は目を白黒させている。
しかし、実のところ佐天は右方向へ『歩いて』移動したに過ぎなかった。
たったの二歩、足を右、左と動かしただけ。
それこそありえない話だが、佐天の能力がそれを可能にしていた。
佐天「時間加速(タイムアクセル)、それが私の手に入れた力の名前です」
御坂「たいむ、あくせる……?」
佐天「周囲の時間を加速させる力です。私は今の御坂さんの攻撃を歩いてかわしただけです。
ただし、御坂さん過ごしている時間の20倍の早さで、ですが」
御坂「時間を操る超能力なんて聞いたことが……」
佐天「今、その目で確認したじゃないですか。なのに信じられないと? なら……」
そこで一度区切り、佐天は御坂に向かって足を一歩踏み出す。
そして次の瞬間、御坂が気付いた時には佐天は御坂の真後ろに立っていた。
遅れてゴオォと突風が巻き起こる。
佐天「御坂さん自身で体感してみますか? 通常の100万倍ぐらいの時間加速を」
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