過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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◆tVP11EVtkPKg
[saga]
2011/06/04(土) 22:49:42.69 ID:aHCYqHOn0
御坂の頬を伝う一筋の冷や汗。
100万という桁外れな数字に驚きよりも先に恐怖と言う感情が降って湧く。
御坂「ぅ、うわあああああ!!」バチバチ
咄嗟に触れさせまいと四方八方に手当たり次第の電撃を放つ。
佐天「あはははは、御坂さんビビリ過ぎでしょー」ハハハ
その声は真正面から。
さっきまで背後にいたのに佐天は再び御坂の正面に立ち対峙していた。
御坂「はぁはぁ……。当然よ、一瞬でおばあさんにされたらたまらないわ!」
佐天「大丈夫ですよ。私の能力、人間に使うには致命的な欠陥があるんです。
仮に100倍の早さで時間を加速させたとすれば、その人は1秒で100秒分の行動が可能です。
まぁ、要するに反抗する人には使えないってことです」
御坂「なっ!? さっきのはただの脅しってわけ……。私がビビる様はさぞ滑稽だったでしょうね」ギリリ
佐天「おかしすぎてお腹がよじれそうでしたよ」ハイ
御坂「けど、それならそのことは黙っておくべきだったわね。
私自身に使えないんならそんな能力これっぽっちも怖くないわ」
佐天「“敵”に弱点を教えてもらって勝った気ですか?
レベル5ってやっぱり傲慢ですね、私はこんな風にならないようにしないと」フフン
御坂「御託はいいからかかってこいって言ってんのよッ!!」ピシャーン!
度重なる挑発を受けて、御坂は怒りに任せた超高圧電流を放つ。
佐天「無駄無駄ー!」
佐天に向かって一直線に飛んでいった電撃だったが、目標を目前にして右へと逸れてしまう。
御坂「ッ! もう一度!」
演算ミスによる操作ミスかと思い、再び電撃を放つ御坂だがやはり同じように逸れていく。
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