過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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484: ◆tVP11EVtkPKg[saga sage]
2011/06/04(土) 22:51:59.34 ID:aHCYqHOn0
御坂「そんな……、私の超電磁砲が……」ガクガク

佐天「なんか拍子抜けだなぁ。学園都市、女性最強の超能力者がこの程度だったなんて。
  私、まだ本気の半分も出してませんよ? その気になればこんなことだって……」

佐天は落胆の声を漏らした後、両手を宙に向かって掲げる。
御坂はただその姿を茫然自失といった状態で眺めているだけだ。

佐天『時よ、進め』

たった一言。
佐天が呟いただけで突如として工場内が暗闇に包まれた。

御坂「っ!?」ビクッ

御坂は突然の暗転に息を飲み暗闇に恐怖する子どものように肩を震わせる。
時刻は6時前、夏至は過ぎたといってもまだまだ日は長く、
工場にはいくつもの窓がありさっきまではそこから赤みがかった日差しが差し込んできていたはずだ。
しかし、今はそれがなく光源と呼べるものがまったくといってなくなってしまっていた。

佐天「空を見てください」

暗闇の中で響き渡る声に、また大きく肩を震わせる。
恐る恐るといった感じで御坂は言われたとおり空を見上げる。
そして思わず眼を剥く光景を目にする。

御坂「星……?」

超電磁砲によって空けられた天井の大穴。
そこから差し込んでくる仄かな明かりは夜空に輝く星々のものだった。

佐天「太陽系の星の時間を加速させました。今は深夜0時ぐらいです」

世界は佐天を中心に回っている。
比喩でも錯覚でもなく御坂にはそれがこの世の真理とさえ思えていた。


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