過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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518: ◆tVP11EVtkPKg[saga sage]
2011/07/22(金) 22:26:33.16 ID:3WDZ9zM20
次元の違いに白井が割って入る隙など存在しない。
白井にできるのは御坂の勝利を祈って見守ることだけ。
そして永遠に続くのではとさえ思われた長い、あるいは短い睨みあいの状態から先に動いたのは佐天だった。

こつこつと、ローファーを鳴らせて御坂に向かって直進する佐天。
まだ能力(タイムアクセル)は使わない。
一歩、二歩と近付くたびに緊張が走る。
そして5歩目、御坂が牽制の電撃を放とうかと考えた瞬間、佐天が姿を消す。

御坂(目では見えなくても、私のレーダーには映ってるわよ……、その右後方からの不意打ち!)

御坂「そこよっ!」

ばっ、と振り向き様に電撃を放つ。

御坂「!?」

しかしそこには誰もいない。
なぜ?という疑問が浮かぶ前に御坂の鳩尾に痛みが走る。

御坂「かはっ……」

佐天「残念でした、それは私が時間を意図的にゆがめて作ったダミーです。そしてとどめ!」

腹部の痛みに膝を突く御坂を前に、佐天はバックステップで軽く距離をとり両手を広げる。

佐天「まがれマガれ凶れ凶れ凶れ凶れ凶れ凶れ凶れ……」

御坂「ぐっ、何を……?」

御坂の周囲を回るように突風が吹き始める。
それは佐天の能力によって時間が歪められたことで発生したもの。
そしてどんどんと勢いを増していく突風は瞬時にして竜巻と化す。


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