過去ログ - ???「ククク……、」 御坂妹「」 一方通行「」 上条「」
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93: ◆tVP11EVtkPKg[sage saga]
2011/02/02(水) 00:17:05.23 ID:1DhUvtlG0
もし一方通行がミサカのレールガンを反射していたら。
間違いなく発射したミサカを貫き、戦いに決着がついていたことだろう。
しかし、その威力は人一人を貫いた程度で衰えることはない。
結果、勝利の代償として御坂妹とインデックス、この二人を供物として捧げることになる。

一方通行(クソッタレ!)

反射的にそう考えてしまったがそのわずかなラグでさえ命取りになる。
反射を解き、新たに別方向へのベクトル変換の演算を行う。
コンマゼロ何秒で飛来する致死の一撃に恐怖する時間的余裕はない。
音速で襲いかかった光線は一方通行の額に直撃し、
次の瞬間に遥か上空へと花火のように打ち上げられていた。

ミサカ「驚きました。正直、絶対に間に合わないと思っていました。
  とミサカはあなたの無謀とも思える行動が実を結んだことに感嘆の声をあげます」

ぜェはァと息を吐く一方通行に声を返す余裕はない。
ギリギリで演算が間に合ったとはいえ、一方通行の額は赤く腫れている。

御坂妹「あくせら、れーた……?」

一方通行「ちっとは、落ちつい、た、みてェだなァ」

余裕はなくとも虚勢ぐらい張れる。
らしくねェ。だがァ、悪かねェ気分だァ。


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