過去ログ - 神裂「と、問おう。あなたが私のマスターか?」上条「」
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531:サンプル書いたA[sage]
2011/02/22(火) 18:18:53.86 ID:kxk8RREy0
それは居候との食事のため野菜炒めを作っている時のこと。

「ふふふ…料理スキルが最近飛躍的に上がってる気がする…」

などど呟いていると電話の呼び出し音がなった。後ろを向き、声をかける。

「インデックスー!ちょっと手が離せないから出てくれー!」

「わかったんだよー!」

とてとてと軽い音が響く。余談だが、最近居候がやけに素直になった気がする。…気のせいか?

「はい、こちらInde…じゃなくて上条です!」

「あれっ、シスターちゃんですかー?すみませんが上条ちゃんをお願いしますー」

「あっ、こもえ?わかったんだよ」

一旦調理を終え、インデックスの所へ行く。

「あいよ、代わってくれ」

はい、と受話器を渡し、テレビの前に戻る居候さん。

「もしもし、先生ですか?」

廊下へ出ながら応答する。

「はい、上条ちゃん。実はですねーかくかくしかじかという訳でー」

「……。漫画じゃないんですから、ちゃんと説明してくださいよ…」

「つまりー、上条ちゃん前に海に行きましたよね?」

海?…ああ、あの時の。嫌な思い出が殆どだが。

「その時と同じようなことを上の人から言われちゃいましてですねー」

ふむふむ。話が見えてきた。つまり、

「用は、また少し『外』に行ってろって事ですか」

「物分りがよくて先生助かりますー。あっ、出席日数は心配ないです。公欠なので。行き先のチケットは郵送でそろそろ…」

その時、ガタンと郵便受けに何かが入る音。…ナイスタイミング?

「ちょうどよかったですね。それではー」ガチャリ

廊下で話していたせいか、音が聞こえていたようだ。

「盗聴されてねぇだろうな…」

さりげなく戸締りを確認しつつ、封筒を開くと二枚のチケットと書類、そして…手袋。先ずは行き先の確認である。

「場所はっと…冬木?聞いたことないな」

新しく合併でもされたのかなと思いつつ次に書類の確認。

「下宿先は次の住所を訪ねてください、か。旅館じゃないんだな」

まぁ統括理事会が指定する辺り、学園都市に理解のある人が住んでいるんだろう、と予想する。

「戦争も終わったし、楽しい旅になる、はず…。っと、悩んでも仕方がないな。インデックス、食べるぞ」

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