過去ログ - 神裂「と、問おう。あなたが私のマスターか?」上条「」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/28(金) 18:38:02.14 ID:AWGv/vEk0
白井(矢が当たりませんでしたの!? なんてスピードでの移動を……)
御坂(今のは人間の出せるスピードじゃなかったわよ!? それにこっちの神裂とかいう女の人も!)
目で戦いを追うことがやっとだった2人だが、ここで簡単にゲームオーバーになるわけにもいかない。
必死に情報を頭の中でまとめ、御坂は1つの結論を導いた。
御坂(『レベル5の肉体強化』のような相手と思って対処すれば!)
確かに、自分一人では敵わない相手かもしれないが、アックアの攻撃を防いでいる神裂と黒子がいれば勝てる相手だ、と判断した。
しかし、上条当麻は、あの男がさらに強力な魔術を使えるということを知っている。
上条「今のでもわかったろ! 御坂は、白井と一緒にここから逃げろ!」
その言葉に二人が同時に反応する。
神裂「私もあまり長くはもちません! あなたもはやく逃げてください。」
御坂「『逃げろ』って!! アンタこそ逃げなさいよ!!」
だが、上条に二人の言葉は聞こえていない。
上条(俺にできることは―― インデックスだ! インデックスを説得できれば戦闘も終わる!!)
アックアのマスターがインデックスなら、彼女を止めることの方が、この状況から抜けられる可能性は高い。
なぜ、いきなり襲うような方法で攻撃を仕掛けてきたのか、どうしてアックアと一緒にいるのか、など聞きたいこともたくさんある。
上条当麻がこうなってしまうと、簡単には止められない。
御坂「ッ!! 黒子!!」
アイコンタクトだけで、御坂と白井は方針を固めた。
そうこうしている間も神裂が、猛烈なアックアの攻撃を防いでいる。
御坂「神裂さんとかいったわね。サポートするわよ!!」
白井「ですの!」
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