過去ログ - 佐天「学園都市に『鬼』がでるらしいよ!」
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/01/30(日) 03:34:49.20 ID:TYvNIG6lo

初春「せん、せい……その人は、パイロキネシストです……火を操って……」

溝口「何よ、何よあんた! なんで邪魔するの!」

鬼塚「うおおおおぉぉぉ! マジで熱ぃじゃねーかよ! ちょ、こんなんどうやって」

溝口「消えろ! 消えろ!」

鬼塚「消えろってよ、おめーは……あぶねっ! あのなぁ……」

ドンッ! ドンッ! ドンッ!

鬼塚「生徒におしおきすんのはよ、教師の仕事っつーやつなんだよ!」

溝口「何が、何が教師よ! 教師なんて、何かあればすぐに人をゴミみたいに!
    結局何もできない無能力者が教師なんかやってるんだろ!」
    
鬼塚「だぁぁ! こりゃ、埒が明かねぇぞ? 当たったらさすがにやべーだろーな」

溝口「はぁっはぁっ! もういいわ、あんたが逃げるんなら、こいつらに――」

鬼塚「おい、てめぇ! 待ちやが――」

佐天「きゃぁぁぁぁぁ!」


 溝口は、掌に具現化した火球を、うずくまっている初春と佐天目掛けて投げつけた。
 目の前に迫り来る火球。まるでスローモーションのように、火球の動きが見える。
 
佐天「(もうだめだ……!)」

 そう思い、目を閉じるその瞬間。派手な色彩が視界の隅に写った。
 そして――火球がぶつかった衝撃による爆風、そして音が耳から頭の中に響いた。
 
溝口「あは、あはは、はははははははは! 二人仲良く黒焦げよ!
    これで良くても入院ね。もしかしたら死んでるかしら? ははは!」

 高らかに笑う溝口。舞い上がった埃、そして煙が薄くなっていく――
 


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