過去ログ - 佐天「学園都市に『鬼』がでるらしいよ!」
1- 20
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/29(土) 02:20:59.31 ID:p5ZY48DGo

――佐天の部屋

佐天「うーん、食べた食べた。余は満足じゃー」ポンポン

初春「もう、佐天さん。お行儀悪いですよ!お腹叩いたりして……」

佐天「いいじゃん。初春の作ってくれたご飯がおいしかったんだから!」

初春「はいはい。ありがとうございます」

佐天「あー! なんか適当だなぁ」

初春「そんな事ないです! 全く……」

佐天「……」

初春「佐天さん、どうかしました?」

佐天「え? あ、いや、なんでもな――」

初春「なんでもなく無いです! 佐天さん! 何か隠してますね?」

佐天「隠し事なんて無い無い! あたしと初春の間に隠し事なんてないよー」

初春「そんなこと言って……でも、何か言いたい事があるんじゃないですか?
   私には佐天さんの悩みとか辛いこととか、何でも言って欲しいんです」

佐天「初春……」

初春「だって、私たち、親友じゃないですか」

佐天「う、う、ういはるぅうぅぅぅう!!」

ガシッ

初春「ちょ、ちょっと佐天さん!? 急にどうしたんですか?」

佐天「本当はね、凄い怖かったの! 能力も無いから何もできないし……
   何もできなくて、どうなっちゃうんだろうってずっと思ってて……」

初春「……」

佐天「もしかして、もうみんなに会えないんじゃないかって……」

初春「佐天さん……もう大丈夫ですよ」

 初春は、泣きじゃくる佐天の頭を優しく撫でていた。
 そして佐天は、初春のその優しさに、ただただ涙が止まらなかった。
 
【9月6日 二日目終了】



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
234Res/186.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice