過去ログ - みーくん「学園都市?」
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27:>>1
2011/02/02(水) 04:02:31.01 ID:1EBfFo5DO
だけど残念ながら
「やはりみーきゅんの背中は最高ですな」
と一言呟いてまた寝息をたてはじめてしまった
「………」
そのままマユの寝顔を見つめたけど起きる気配はない
眼福、眼福
仕方ないタクシーでも拾うか
とか考えながらそのまま十字路を横切ろうとすると
「ふ、不幸だあああああああああああ!」
その声と同時に
「うわあ!」
「ぶへ」
横から強い衝撃を受けた
荷物は落としてしまったが、まーちゃんは離さなかった
「っつう」
「す、すいません!」
少しよろめきながら体勢を立て直すと、ツンツン頭の高校生ぐらいの少年が頭を下げていた
この瞬間何か嫌な気配がした
「今荷物拾いますんで」
その言葉通りすぐに落とした荷物を拾う彼に対し、「てめぇ!まーちゃんが怪我してたらどうするつもりだったんだ!?この野郎」と罵声を浴びせたのは、嘘に決まってるじゃないか
当のマユ本人は「はふう」などと言いながらまだ寝ている
「大丈夫ですので」
ここは軽く流すことにした
まるで善人といくつも書かれた包帯をグルグル巻きにされてるかのように、彼が僕と相容れない存在だとすぐにわかってしまったから
「ええと、荷物お持ちしましょうか?」
なんだこいつ?まーちゃん狙いか?
「その…大変そうですし」
「………」
少し考えてみた。確かにこのままだと大変だし、なによりフロントではチェックインという試練が待ち構えている


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