過去ログ - 麦野「メルトダウにゃー、マジカルむぎのんだにゃん♪」
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354:とある科学と魔術の魔法少女 ◆l0RNyI4bA6[saga]
2011/02/26(土) 01:05:23.46 ID:nmlxtLAx0
〜side kaorin〜

かおりんは戦いの場を麦のんに任せ技を使用するための呼吸法を始める―――

独特の呼吸法により魔力を練り上げ自身の身体能力を超えた力を発揮するための体に組織構成を組み替える

眼前では麦のんが二人の敵を相手に時間を稼ぎ誘導しながら戦っている……あの恐ろしい威力の光線と並外れた身体能力で威嚇し時には賺しながら

かおりん(―――麦のん……いや、麦野沈利ですか)

セブンスミストの一件、いやあの路地裏での出会いからの彼女について考えてみる

彼女の放つあの光線……威力・一度に放てる数・発射までの時間極め付けにセブンスミストで見た奥の手

どれをとっても一般的な魔術では届かないレベルの技であるのは間違いない程の凄まじい力

彼女の持つ身体能力……自身に及ばないまでも常人のそれをはるかに超えた能力

その力強さと速さはそれだけでも一流の戦闘者のそれである

そして戦闘時における思考力と読み……明らかに戦い慣れをしている―――

しかもただの戦いではなく、命のやり取りに慣れて……否、慣れすぎていると言ってもいい

そんな人物が魔法少女などをやっているという矛盾……とそこまで考えたところで自身のことに思い至る

フ……と、かおりんは自嘲気味に笑みを浮かべる

かおりん(それを言えた立場ではありませんね……)

そこまで考えたところで戦いの場が麦のんの作った形になろうとしていた

やがて麦のんの光線に誘導された形でブラックホールとペンタゴンの位置が重なる

かおりんは自身の持つ『聖人』としての能力を最大限引き出し、目にも留まらぬ速度で目標の二人に迫る途中麦のんの脇を抜け―――


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