過去ログ - 麦野「メルトダウにゃー、マジカルむぎのんだにゃん♪」
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428:とある科学と魔術の魔法少女 ◆l0RNyI4bA6[sage saga]
2011/04/03(日) 20:15:28.41 ID:uV59PdZJ0
続けざまに上条に対し殴りかかる麦のん
それに対し上条はただ身を守るだけで反撃をしてこない

上条「……!!」

上条はただひたすら耐える……どれだけ殴られようと麦のんをまっすぐ見据えながら
これはそういう戦いではない、と目で自らの意思を示していた
それでも麦のんは止まらない、止まれない
止まってしまえば自身の何かが決定的に壊されてしまいそうな恐怖感を振り払うように

麦のん「テメェが闇(こちら側)の世界の何がわかるってんだ!!
    今まで歩んできた世界が!今いる世界が!
    平和に生きてきたテメェの世界と交わることなんざあるわけがねぇだろうが!!
    今更そっちの世界に入れる訳がねぇってことぐれぇ解ってたんだ!」

上条「こちら側とかそちら側とかそんな線引きなんざこの世界にはねぇんだよ!
   そんな線はテメェがかってに作って周りから逃げようとしているだけじゃねぇか!!」

麦のん「……っ!!」

上条の返す言葉に麦のんの動きが止まる
そんな麦のんに対し上条は更に言葉を続ける

上条「そうやってただ逃げて……目を背けて……解ったんじゃねぇのか!
   逃げた場所にはなにもねぇってことが!目を背けたって何も変わらねぇってことが!
   それが解ったから変わろうって思えたんじゃねぇのかよ!?
   それに気付けたのに自分からそれを捨てるって言うのかよ!!」

麦のん「そんな幻想(夢)なんざ今更見れるかよ!見てどうなるってんだ!どうやったらそんな都合よく考えられる!?
    テメェだって解ってんだろうが幻想殺しァ!そんな温い考えでどうにかなる所じゃねえってことが!
    この街の本当の姿ってもんが!!結局正義の味方なんざどこにもいやしねぇんだよ!!」

上条「だったら……!だったらテメェがなりゃいいじゃねぇか!!
   言っただろ、お前が助けた人たちにとってはテメェが正義の味方なんだよ!!」

麦のん「……っ!
    ……黙れ黙れ黙れ、黙りやがれェェェェェェェ!」

半狂乱状態で制御も考えず原子崩しを放とうとする麦のん
指向性を持たない光が目の前の男はおろかその力の使用者もろとも無に帰そうとしていた


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