過去ログ - 【俺の妹】高坂京介は落ち着かない -SS速報VIP

過去ログ - 【俺の妹】高坂京介は落ち着かない

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386:１１話<days>2
2012/05/08(火) 23:28:45.37 ID:D2BoJUmAO
こうして眼前に雪の解け残ってるだけあり、そよぐ風も清涼感を帯びている。

「さすがに涼しいな。気温自体は千葉と違わんはずだってのに」
「だよなー、ホント夕方までここで過ごしてもいいかって気がしてきた」
「予定変更するか？　どうしてもって言うなら…」

以下略

387:１１話<days>3
2012/05/08(火) 23:31:51.08 ID:D2BoJUmAO
「ちょっと気になってたんだけどさ」

互いの写メを見せあってダベっていたところで、加奈子が切り出した。

「この山のてっぺん、かなり高くなってるし、結構いい眺めなんじゃねーかなって」

以下略

388:1[sage]
2012/05/08(火) 23:35:53.25 ID:D2BoJUmAO
かるくジャブから。
今日投下する文を今日清書(打ち込み)するのに、残業とか「マジありえねー」

では次回また数日中に。

389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2012/05/12(土) 00:28:26.29 ID:11R4sj+AO
チョコブラウニーのハチミツかけ生クリーム添え＋ココア

390:１１話<days>4
2012/05/12(土) 23:56:47.41 ID:fixYebfAO

改めて乗降口に立つ。
ホクホクした加奈子につきあっていると俺の表情筋もだらしなく弛んでしまいそうで、
努めて意識的に路線図を見渡しては停留所を確認する。

以下略

391:１１話<days>5
2012/05/12(土) 23:57:13.18 ID:fixYebfAO
驚いたことに合成音声でない運転手本人のガイドを聞きながら、見知らぬ街並みを行く。
加奈子ももうケロッとしたもので、時折見られる雪の小山を目で追ったりしている。

橋を渡り、トンネルを抜け、二十分ばかり揺られたろうかという頃。
辺りはすっかり田舎めいた、いわゆる田園風景にとって変わっていた。

以下略

392:１１話<days>6
2012/05/12(土) 23:58:32.13 ID:fixYebfAO
何もない通りにぽつねんと佇む停留所でバスを見送る。

と、意外と温い風が吹き加奈子の髪をはたはたと巻き上げた。
「あ…」と思わず声を出したところへ、少し遅れて薄桃色の花弁がハラリ運ばれてくる。

以下略

393:１１話<days>7
2012/05/12(土) 23:59:05.24 ID:fixYebfAO
「あ、あのさ」

加奈子がカバンを持ち上げておずおずと切り出した。

「ん、どうしたよ？」

以下略

394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2012/05/12(土) 23:59:57.38 ID:fixYebfAO
<続く>

395:１１話<days>8
2012/05/13(日) 22:48:00.19 ID:zQfTwdjAO
広場は、といっても敷地面積では学校の体育館にも及ばないもので、適度な見通しの良さだ。

ボール遊びに興じる者、犬と戯れる者、横になって日向ぼっこをする者、
さしずめ地区の憩いの場といったところだろうか。
あまり綺麗じゃなさそうだったが、そばを流れる小川からは水遊びする子供の歓声が響く。

以下略

396:１１話<days>9
2012/05/13(日) 23:08:59.29 ID:zQfTwdjAO
――――――――――――
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――――

一部始終をガキどもに見られた挙げ句に散々囃し立てられるというトラブルがあったものの、

以下略

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