492:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:00:28.88 ID:ElcEYqnIo
【幕間】
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493:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:01:55.80 ID:ElcEYqnIo
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494:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:03:35.99 ID:ElcEYqnIo
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495:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:05:31.82 ID:ElcEYqnIo
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496:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:07:17.57 ID:ElcEYqnIo
【烏丸伝の記述より】
┏─────────────────────────────────────────┓
秦漢以来、匈奴が久しく辺境の地に損害を与えてきた。
漢の武帝は遠く四方の異民族に対する対策に力を注ぎ、
497:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:09:11.79 ID:ElcEYqnIo
┏───────────────────────────────────────────┓
後年、匈奴は長城内部に入って命をつなぎつつ中国の藩国と称し、時代を経るに従い衰勢に向かった。
建安年間に南匈奴単于の呼廚泉が入朝した時、
そのまま宮廷に留めて仕えさせ、右賢王に命じてその国の鎮撫にあたらせた。
498:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:10:08.97 ID:ElcEYqnIo
┏────────────────────────────────────┓
これに対して烏丸と鮮卑が次第に勢力を増し、
漢末の混乱で中国国内が多事多難で、外辺の討伐に力を向ける余裕がないのに乗じ、
漠南の地を思いのままにする事ができたのである。
499:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:11:57.42 ID:ElcEYqnIo
┏─────────────────────────────────┓
烏丸と鮮卑は古に東胡と呼ばれた民族である。
彼らの習俗や来歴については漢代の記録者たちの書物に見える。
500:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:13:04.21 ID:ElcEYqnIo
【東夷伝の記述より】
┏───────────────────────────────────────────┓
漢王朝が張騫を使者として西方に遣わし、黄河の源流を突き止め、多くの国々を遍歴させた事がある。
その結果、都護の官が置かれてこの地域を総領するようになった。
501:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:14:04.36 ID:ElcEYqnIo
┏───────────────────────────────────┓
これらは夷狄の国々であるが、祭祀の儀礼が伝わっている。
中国に礼が失われた時、四方の異民族の間にその礼を求める事もありえよう。
502:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2011/02/24(木) 23:17:44.93 ID:ElcEYqnIo
【『烏丸鮮卑東夷伝』の評】
┏───────────────────────────────────────┓
『史記』や『漢書』は朝鮮や両越の事を記し、後漢王朝の史書には西羌の事が記録されている。
魏の時代には匈奴が少しずつ劣勢に向かい、
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