過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
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2011/02/06(日) 23:02:05.75 ID:G3hpmdq4o
お侍が短い挨拶を終えて振り向きますと、入口から童女が顔をのぞかせておりました。
すでにそこには先ほどのおどろおどろしいものはなく、代わりに何やら不思議そうな空気が。
お侍、それに気付いて口を開きます。
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2011/02/06(日) 23:02:35.46 ID:G3hpmdq4o
侍「ああ、俺はここには少しばかり顔がきくんだよ」
幼女「……?」
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2011/02/06(日) 23:03:04.00 ID:G3hpmdq4o
稽古の喧噪響く道場の方から、一際張りのある声が聞こえてきました。
この道場の師範、宗衛門にございます。
あなたはどのような偉丈夫を想像しましたかな。
六尺? いえいえ。実際は五尺ほどの小柄な人物なのでございます。
以下略
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2011/02/06(日) 23:03:41.86 ID:G3hpmdq4o
師範「いやはや源次郎殿! 久しぶりだのう!」
侍「ああ、しばらくぶりだ」
以下略
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2011/02/06(日) 23:04:13.24 ID:G3hpmdq4o
と、後ろに目をやりますと。
「……。何やってるんだお前」
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2011/02/06(日) 23:04:41.72 ID:G3hpmdq4o
幼女「……さい」
侍「あん?」
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2011/02/06(日) 23:05:36.81 ID:G3hpmdq4o
それはお侍も初めて聞く童女の叫び声でございました。
さて。
呆気にとられた師範、何も言うことができません。
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2011/02/06(日) 23:06:09.18 ID:G3hpmdq4o
幼女「わたしを弟子に――!」
侍「はあ?」
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2011/02/06(日) 23:07:00.91 ID:G3hpmdq4o
お侍の声に反応してか違うのか、童女の声がやみました。
しばらく何やら妙な間が空きます。
その間も童女はやはり土下座のまま。
以下略
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2011/02/06(日) 23:07:36.10 ID:G3hpmdq4o
幼女「……駄目?」
師範「ふむ……?」
以下略
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