過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
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119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:03:04.00 ID:G3hpmdq4o

 稽古の喧噪響く道場の方から、一際張りのある声が聞こえてきました。
 この道場の師範、宗衛門にございます。
 あなたはどのような偉丈夫を想像しましたかな。
 六尺? いえいえ。実際は五尺ほどの小柄な人物なのでございます。
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:03:41.86 ID:G3hpmdq4o

師範「いやはや源次郎殿! 久しぶりだのう!」

侍「ああ、しばらくぶりだ」

以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:04:13.24 ID:G3hpmdq4o

 と、後ろに目をやりますと。

「……。何やってるんだお前」

以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:04:41.72 ID:G3hpmdq4o

幼女「……さい」

侍「あん?」

以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:05:36.81 ID:G3hpmdq4o

 それはお侍も初めて聞く童女の叫び声でございました。

 さて。
 呆気にとられた師範、何も言うことができません。
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:06:09.18 ID:G3hpmdq4o

幼女「わたしを弟子に――!」

侍「はあ?」

以下略



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:07:00.91 ID:G3hpmdq4o

 お侍の声に反応してか違うのか、童女の声がやみました。
 しばらく何やら妙な間が空きます。
 その間も童女はやはり土下座のまま。

以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:07:36.10 ID:G3hpmdq4o

幼女「……駄目?」

師範「ふむ……?」

以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:08:06.23 ID:G3hpmdq4o

 女だから、とは言わないのがこの師範で。
 さて童女はというと、全く引く様子がございません。
 目に何やら先ほどのどろどろしたものが見え隠れいたします。

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/06(日) 23:08:34.43 ID:G3hpmdq4o

師範「来い」

侍「おい?」

以下略



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