過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:43:30.06 ID:pItSsvVYo

 童女の手元に投げ込まれたのは、何やらずっしり重い小袋でした。
 童女が恐る恐るそれを開けますと、中に銭と小判がぎっしりと。
 お侍の方を見ますと、彼は既に眠りの世界にとんぼ返りしていたのでございます。

 童女、しばらくじっとそちらを見ていましたが、お侍はもう起きそうにありませんでした。
 そのうち空腹に耐えられなくなったのでしょう。
 童女はその無表情にほんの少しだけ不安そうな色を混ぜると、戸をからりと開けて、恐る恐る外に出ていったそうな。
 そのままお侍の家には静かな時間が流れたのでございます。

 さて時間は過ぎて、夕七ツ。
 傾いた日の光がうす暗い家の中にさしこんでいました。



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