過去ログ - 紬「アイスの棒で?」
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2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:28:36.31 ID:FEAaW2qY0
「暑いです、離れてください!」

「大丈夫! もうその心配はいらないからね!」

「は、はい? 何言ってるんですか、先輩。とうとう暑さで頭がおかしく――」

 と、唯先輩の肩越しに、さっきまで先輩達がしゃがみこんでいた位置が見えた。
 そこには、ちょうど椅子くらいの大きさの白い箱のような物があった。
 
 いや、白い箱なんて形容はよそう。単刀直入にあれは、
 
「冷蔵庫……ですか?」

「そうだよー。ムギちゃんがね、皆のために持ってきてくれたんだ!」

 皆のために? 一体、何のことだろう。
 
「これでもう放課後の暑さともお別れだね、あずにゃん」

「えっ?」

「だって、毎日アイスが食べられるんだから!」

 アイス、か。なるほど。
 ムギ先輩が皆に氷菓子をふるまう為にあの冷蔵庫を持ってきたわけか。
 見ると、冷蔵庫は二段に分かれていた。多分、下が冷蔵庫で、上が冷凍庫になっているのだろう。
 唯先輩を引きはがし、私も先輩の輪に入った。


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