96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/04(金) 06:28:43.21 ID:NOUrG0Tf0
目の前を誰かが横切って、倒れた机の方へと近づいていった。
誰って、唯先輩しかいないけど。
「……ムギちゃん、死んだよね、あれじゃあ……ねえ?」
「ゆい、せんぱい……?」
ゴシゴシと涙を腕で拭う。ぼやけた視界がクリアになり、私の目にはっきりと唯先輩の姿が映った。
倒れた机。散乱したアイスの棒。誰のものかわからない筆記用具の数々。
唯先輩が床にしゃがみ込み、そこから何かを拾い上げていた。
「唯先輩? ねえ、唯先輩ってば……」
アイスの棒。
そして、ボールペン。
「ねえあずにゃん……ムギちゃんさ、勝手に死んじゃったんだよね。私が殺したんじゃないよね」
「な、なにを……? 唯先輩、さっきから何を言って――」
「だからさ、ムギちゃんのお墓作っても怒られないよね?」
Fin
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