過去ログ - 上条「…ディアボロ?」5
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71: ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/01(火) 22:05:44.54 ID:T78MvNgP0

上条「今、姫神さんは…『吸血鬼』って言ったのか?」
上条「『吸血鬼』ってアレか?ニンニクが嫌いで…十字架がダメで…」

そのせいか、その発する問いもどこかズレた内容だ。
しかし姫神は、上条の問いにも律儀に答えた。

姫神「ちょっと違う。伝承の『吸血鬼』とは殆ど違う」
姫神「ニンニクも十字架も聖書もサンザシの杭も効かない」
姫神「流水だって越えられるし。鏡にだってちゃんと写る」

『吸血鬼』について語る姫神の表情も語調も静かな物だが、
その体からは『深紅のオーラ』が少しずつ立ち昇っている。
内心、激昂している証しだった。

姫神「別に牙から血を吸う必要も無い。指先からでも吸える」
姫神「心臓は弱点じゃない。銀の銃弾も通用しない…」
姫神「倒す方法は3つ!」

姫神が、足元の『吸血鬼』の死骸に『波紋』を送り込み、
塵へと帰しながら、一転強い語調で声を張り上げる。

姫神「圧倒的破壊力による急所たる頭部の粉砕ッ!」
姫神「太陽光。すなわち紫外線の照射ッ!」
姫神「そして…ッ!」

姫神「太陽と同じ波長を持つエネルギー…即ち『波紋』による攻撃ッ!」
上条「『波紋』…」

姫神は『波紋使い』と言っていたが、
自分の傷を治した技術が、その『吸血鬼』とやらを倒す『技』だと言う事なんだろうか。



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