82:1 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/01(火) 22:34:32.32 ID:T78MvNgP0
姫神「…『吸血鬼』は『石仮面』によって生まれる」
姫神「遥か昔…大西洋を超えて北米から来た『魔人』達が造ったものらしい」
ステイル「どうやら…僕達『魔術師』の常識における『吸血鬼』と」
神裂「随分と違うようですね。ここの『吸血鬼』は…」
上条とは対照的に、姫神は随分と落ちついている様に見えたが、
『屍生人』達にトドメを刺す姫神の瞳に、
僅かだが哀しみの色があったのを、上条当麻は見逃さなかった。
一方、姫神も、
姫神「(…この人はイイ人。間違い無い)」
姫神「(こんな状況でも。自分の事より。他人の…)」
姫神「(ましてや『屍生人』の心配をしている)」
姫神が思い返すのは、短い間とは言え、
自分にとっては兄の様な存在だった、
感情豊かなフランス人、『ジャン=ピエール=ポルナレフ』。
彼もストレートに怒り、泣き、悪に対し怒る事の出来る人間だったが、
上条当麻にも、それと同質の『精神』を姫神は感じている。
ポルナレフほど軽い人間では無いのだろうが。
ディアボロ「所でだ…」
ここで、上条の隣にいて、話しに加わらなかったディアボロが、
ステイル・神裂・姫神の話しに割って入った。
1002Res/315.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。