88:1 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/01(火) 22:57:45.19 ID:T78MvNgP0
ステイル「義憤に燃えるのは勝手だけど…激昂して足を引っ張るのだけは止めてくれよ」
神裂「そういう貴方も、若干苛立っているようですが?」
ステイル「それは君だろう?柄を握る手の甲に筋が張ってるよ」
神裂「貴方の方も、先程煙草を何度も何度も念入りに踏み消していましたが」
『外道』に生きるとは言え、ステイルや神裂にも思う所があるらしい。
インデックスも静かに十字を切って祈りをささげていたし、姫神は言わずもがなだ。
恐らく、この現状に気の毒さは感じても、怒りを覚えていないのは…
ディアボロ「(俺だけだろうな…)」
ディアボロはかつて冷酷非情のギャングボスであったのだ。
子供にも麻薬を売ったし、実の娘だって口封じに殺そうとしたし、
ゲス野郎と知りつつも、チョコラータとセッコを飼っていた様な男だ。
上条との出会いで、少しずつ変化しつつはあるとはいえ、
それでも彼の精神は本質的には『闇の側』に属している。
――自分のそういう在り方を自覚し見直す様になっただけでも、大きな変化かもしれないが。
姫神「…おしゃべりは後。誰か来る」
姫神が、鋭敏な感覚で、何者かの接近を感じ取る。
『誰か』と言う表現を使った所、相手は『人間』らしいが…
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