過去ログ - ライナ「ん? どこだここ?」霊夢「…………あんた誰よ」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/04(金) 13:59:24.16 ID:wwogd15s0
「? まぁライナがそう言うなら別にいいけどさ、本当に何でもないのか? 人の家にきていきなりぶっ倒れるって普通じゃないぞ?」

 と、顔は怒っているのだが、声に心配の色を乗せて魔理沙は言う。

 「あぁ、何でもないよ、ただ妙な夢を見ただけだ」

 と、ライナが何でもなくいうと、魔理沙は当然聞き返す。

 「妙な夢?」 

 「ん? あぁ、あんま覚えてないんだけどな、暗闇の中女が話しかけてきた夢だよ、

 確か幻想郷を愛しなさいとか何とか……う〜んあとは何かを受け入れろとか何とか言ってような……」

 あとは覚えてない、と言うと魔理沙は呆れ顔で言う。

 「……どんな夢だよそれ、ライナ、お前変なものでも食べたんじゃないか?」

 「いや、そんな覚え無いんだけどな……」

 とライナは眠そうな目で欠伸をしながら気だるげに頭を掻く。そしてライナは自分の今いる場所を見て

 「あっ、ここベットの上だったのか……なぁ魔理沙、眠いからもう一度寝ていいか?」

 なんて言葉をはくまるで危機感のないライナの姿を見て、心配していた自分が馬鹿らしくなったのか、魔理沙は、ため息をつく。

 「私はこんなのに負けたのか……」

 と言い終わってからもう一度魔理沙はため息をついた。

 そしてライナはもそもそと、おそらく玄関らへんで倒れたであろうライナを魔理沙がベットまで運んできた布団にくるまり、ライナは魔理沙を見て言う。

 「お前ここまで運んでくれたんだろ? 助かったよ、あと心配してくれてありがとうな、嬉しかったよ」

 と眠そうな顔で、しかし笑顔でそう言い終わるとライナはものの2秒ほどで寝息を立て始めた。

 その後、素直な感謝に恥ずかしくなったのか、魔理沙は少し顔を朱色に染め。

 「ま、まぁそこまで悪い奴でもなさそうだし、それに病人だから寝かしといてやるか、か、感謝するんだぜ」

 なんて言ってから、自分の言い訳っぽいセリフに余計恥ずかしくなった魔理沙だった。


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