過去ログ - 百合子「お兄様、妹萌えってなんですか?」一方通行「!?」
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963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/04/09(土) 17:01:09.27 ID:pOAFg/rI0

百合子「えへへ…、帝督さんもそう仰るのでしたら私はこのままでいます。そうやって、みなさんに大事にしていただけるのは、嬉しいですし…」

垣根「で、話を戻すと…俺は第一位とは友達じゃなくてもっとこう、殺伐とした間柄なんだよ。だから、そんな俺と百合子ちゃんが仲良くしてるのが
   気に入らないんだろうな。俺みたいなヤツに百合子ちゃんを取られるのがいやなんだ。嫉妬してんだよ」

百合子「…私は…ずっとお兄様のお傍にいたいです。…お兄様と一緒にいたいです。…そう思っていても、ダメなんですかね…」

垣根「あいつがガキなんだよ。…それに比べて百合子ちゃんは偉いよな。内面の包容力が違うっつーか…」

百合子「…嫉妬する感情が欠落してるのかもしれませんね…。お兄様は「人間」ですから…」

垣根「そうか?…あいつよりずっと大人だと思うけどな。あいつの溺愛ぶりを見るからに百合子ちゃんに手をあげたことなんかなさそうだし…。
   それで、急に声を荒げられて、こんなに百合子ちゃんは傷付いてるのに、それでもあいつの傍にいたいって思うのはすげーよ」

百合子「私には、お兄様しかいませんから…。お兄様に…嫌われてしまったら…私に存在価値はありません。
    お兄様が私なんかと一緒にいたいと、そう思ってくださっている間だけ私は生きていられるんです…」

垣根「………あのさ、…ちょっと引っかかってたんだけどな…。百合子ちゃんて…あいつの…」

百合子「はい…。お兄様の、体細胞クローンです」

垣根「やっぱな」

百合子「お兄様は私を「妹」として、一人の「人間」として見てくださって…それだけで…クローンの身には勿体無いくらい愛していただきました…」

垣根「…百合子ちゃんさ、自覚が足りないんだな」

百合子「自覚、ですか?」

垣根「あの第一位がこんだけ溺愛してるヤツなんて他に最終信号、…打ち止めっつった方がいいか。まぁ、打ち止めくらいしかいないぜ。
   百合子ちゃんも、あいつの不器用具合はよく解ってるだろ?…だからさ、そんだけ百合子ちゃんはすごいんだよ」

百合子「??? …私、すごいんですか…?」

垣根「おー、すごいすごい!何よりあの複雑怪奇な第一位のことを信じてんのがすごい!」

百合子「……///」テレッ

垣根「だから、百合子ちゃんはもっと自分のすごさを解るべきなんだよ。あの第一位があんなに嫉妬するくらい愛されてるんだぜ?」


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