過去ログ - とある豆芽の手淫進化 -SS速報VIP

過去ログ - とある豆芽の手淫進化

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686:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/08/11(土) 18:35:01.64 ID:bJID5KBZo
おなりゅーしょん

687: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:10:57.33 ID:HimP0hE60
――垣根帝督は、上条当麻が絶望し、崩れ落ちるその瞬間までを観測した。
見も知らぬ他人と言って良いほどに両者に関係はなく、友好関係など微塵もある筈も無く。
故に、その表情に困惑はあったものの、垣根帝督はあくまでも客観的に観測した。

上条当麻の表情が絶望に染まる瞬間を。

以下略

688: ◆E3p/npp6Ks[saga　]
2012/08/13(月) 08:12:23.65 ID:HimP0hE60

「……………え？」

そこには震えがあった。
ぷるり、ぷるりと音を伴った震えが。

以下略

689: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:14:12.88 ID:HimP0hE60

故に脳は沸騰し、真偽を確かめる思考は消し飛んだ。
そして次の瞬間、その手に握られていたはずの一本の槍は女の細腕では届くはずもない場所にあった。

その場所は、仮に彼女の知る術式の知識を用いたとしても、届くはずのない、刺さる筈のない場所。

以下略

690: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:16:02.83 ID:HimP0hE60

しかし彼女は気づかない。

以下略

691: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:17:53.58 ID:HimP0hE60

以下略

692: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:19:33.18 ID:HimP0hE60

四人の少年たちは繋がった。
ひとつの術式により繋がった。

松葉崩しという術式によって。

以下略

693: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:21:38.34 ID:HimP0hE60

――空の色が朱を帯びる。
やがて空は夕焼けとは異なる紅に染まる。
大気が軋み、空間は綻びを晒し、宙に亀裂を覗かせる。

以下略

694: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:23:36.19 ID:HimP0hE60

上条（……いくら勢い余ってっつーか……尻尾が勝手にやった事とは言え……責任、取らなきゃなんねえのかなあ……）

青ピ（童貞より処女を先に捨てるやなんて……いくらボクかてキッツイもんがあるでぇ……）

以下略

695: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:25:05.27 ID:HimP0hE60

上条「……」

青ピ「……」

以下略

696: ◆E3p/npp6Ks[saga　sage]
2012/08/13(月) 08:27:15.55 ID:HimP0hE60

青ピ「……それって、落し物なんかなぁ？」

最初に口を開いたのは青髪ピアスだった。
それ、とは今更言うでもあるまいが捨て置かれた紙袋。

以下略

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