過去ログ - 一方通行アゲハ霊夢「GANTZ……?」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/02(水) 23:33:03.66 ID:n+11PAlk0
 とあるマンションの一室。
 一度死んだ人間の集うこの場所は、一応の自己紹介の後は静まり返っていた。


一方「……なァ、三下よォ」


 そんな中、一方通行は口を開く。
 勿論この状況を打開するような台詞を吐くわけでもない。ごく個人的なことを話すだけだ。


アゲハ「なんだ?」

一方「悪かったなァ。巻き込んじまって」


 哀愁に満ちた懺悔。その顔は神に祈るシスターのような、許しを乞う顔だった。
 だが、それをアゲハは一蹴する。


アゲハ「いいよ。別に身体が勝手に動いちまっただけだからな。それに――」


 一方通行の頭の中で、彼の友人の言葉が響く。
 向こうは馬鹿だし覚えていないだろうが、小2の頃、苛められていた一方通行の前で庇った、あのヒーローを。
 一方通行は「なんで?」と尋ねた記憶がある。


上条(「――なんだか放っておけなくてな」)

アゲハ「――なんだか放っておけなくてな」ハハ

一方「……そォかい」

一方(コイツ、ますますあの三下に似てやがンな。……そォだな。俺にも、帰る場所があるンだ)



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