過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
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[sage]
2011/02/24(木) 02:33:07.48 ID:E3seTS0mo
-就寝後-
上条はアンジェレネにベットを譲り、そのベットの横に布団を引いてそこで寝ている。
「ふふ、よく寝ていますね。子ども扱いするな。この野郎」
つまり、同じ部屋で寝ている。だが、まさにそれが子供扱いされている証拠である。
アンジェレネはそれが癪なため、上条の鼻を塞いだ。
「むぐぐ…」
そして、苦しみ始めた。だが、上条は思いもよらぬ寝言を言った。
「うう、苦しい。やめろビリビリ。俺に何の恨みがあるんだ」
一番の恋敵、御坂美琴である。
その様子を見て、この前、その御坂嬢とあった時を思い出した。
御坂は、いつものように上条に突っかかっていた。
上条は嫌そうにしていたが、その御坂の行動がアンジェレネには好意の裏返しにしかみえなかった。
そして、時折みせる乙女な顔。ベタ惚れといって過言では無いだろう。
「はぁ」
溜息をするアンジェレネ。
上条が自分を「女」として見てくれない。それが悔しいのである。
ふと、他のライバルを考えてみた。
まず、五和。住んでいる場所はロンドン。どんなに積極的になろうとも遠すぎる。
次に、姫神。性格からか微妙に積極的になれない。これも良しとする。
…。
他のライバルのことを考えてもやはり、潜在的な、いや一番の敵は御坂美琴だと言うことに気付かされる。
今は照れていることも多い。だが、突っかかる事からも分かるように積極的である。
その思いに整理ができて、落ち着けるようになれば、上条もその思いに応えてしまうであろう。
だが、上条は今のところ、御坂を女と言うより、友達として見ている。
けれど、近いうちに、御坂の方が「女」として見られるようになる。
そう思えてならない。
アンジェレネは、自分の生まれの遅さを恨んだ。
だが、それで現実がかえられるなら、いくらでも恨んでいただろう。
ならば、その逆を行うのである。子供っぽいって言われても良い。
年下の利を最大限利用するつもりなのである。
大事な妹を経て、いずれは恋人の座を得る。長い計画である。
そう、上条が「甘えるようになった」と言っていた。
確かにその通りである。意識して甘えるようにしているからである。
「私が『女』になるまで他の女の誑かされちゃだめですよ。当麻」
唇に向かってキスをした。
他の女には負けないと誓いながら
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