過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:14:26.56 ID:1Mf5PgwZo
これはこのような言葉で始まった。

「ここでの生活にも慣れてもらわなくてはならない」
「はぁ、そうでございますか」

上条としては家事その他を全て自分で行っても良いが、学生である以上、それに回す時間は限られる。
だから、そういうことは、してもらえるならしてほしいのである。
それで、スーパーに来ていた。
ちなみにインデックスはかなみんを見るとかで、付いてこなかった。

とりあえず、買い物の仕方などをオルソラにレクチャーする予定であったが、例によって騒動の種が降りかかった。

「ねぇ、だれこの人」
「げ、ビリビリ」

現状で、一番合いたくない人物、御坂美琴である。
あまり人のことは言えないが、どうも御坂はお節介が過ぎる性格をしている。
もし、オルソラの事情に感づいてしまったら、巻き込む可能性が高い。
上条としては魔術側の事情は危険であるため、あまり関わらせたくないのである。

「あんた、私の名前知っているのにどうしてビリビリいうのかしら?」
「いや、それはですね。長年の癖と言いますか?」
「長年って、まだ一年もたっていないでしょうが」

短い付き合いではあるが、互いの複雑な事情を知り合っている仲ではある。
下手な腐れ縁よりも濃い関係と言えよう。

「あら、こちらの方はどなたでしょうか?」

と、オルソラが美琴のことを尋ねてくる。

「ええっとですね。学園都市第三位のビリビリでして…」
「はぁ、ビリビリさんでございますか。変わった名前でございますね」
「だから、勘違いしたでしょうがぁぁぁ」

美琴が叫ぶとともに電撃が上条に降り注ぐ。
まぁ、例によって右手に打ち消されるのだが。



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