過去ログ - 上条「農業やんぞ、御坂」 美琴「はい?」
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983:繋ぎの小ネタ[sage saga]
2011/03/26(土) 01:37:38.08 ID:3ohy7Wjn0

本編とは関係ない小ネタ

※想像力豊かな人は読まないことをお勧めします



〜とある夜、寝室〜


上条「せっかく雰囲気のある家にいるんだ、少し怪談でも楽しもうじゃないか」


上条「大半は作者のトラウマなんだが、心して聞いてくれ」

一同「「「ゴクッ……」」」


上条「小さい頃、あれは小学校低学年の時だったか……。その時、妙に流行っていたのが“ジグモ”の巣を採集することだった」

美琴「ジグモ……?」

上条「漢字で書くと地蜘蛛な。地蜘蛛はかなり長生きするらしく飼育する人もいるみたいだが、所詮は小学生。
   別に飼うつもりもないのに捕獲してたわけだ、蜘蛛にとっちゃいい迷惑だったろうな」

美琴「それで?」

上条「その少年はいつものように見つけた地蜘蛛の巣に手をかけた………、その時!」

一同「「「ゴクッ……」」」

上条「手違いで少し破れてしまった巣の中から特大の地蜘蛛が出てきて、
   あろうことか 指 を 伝 っ て 袖 の 中 に 入 っ て き た !」

美琴「ひっ……!」

上条「当時、長袖を着ていた少年は必死に出そうともがくが、下手をすると袖の中に入った蜘蛛を潰してしまうかもしれない!
   混乱している間に蜘蛛は容赦なく袖の中を進み、ついには襟元から出てきて……!」

打ち止め「うぁぁ……」ガクブル

上条「なんと今度は 髪 の 中 にまで入ってきた!」

一方通行「げェ……」ゾワワ

上条「既に少年に成すすべもなく、ただただ泣きながら頭を振り続けるだけ……!」

美琴「やめて……やめてよぅ………」ヒック

上条「しばらくして、蜘蛛はポトリと地面に落ち、悠々と草むらの中に消えていった……。
   時間にすれば恐らく5分足らずの出来ごとだったんだろうが、それは少年に深い深い心の傷を負わせるには十分な時間だった……」

美琴「もう嫌……グス……」

上条「だが蜘蛛が負わせた傷はそれだけではない……!」

美琴「……!!! 嫌! もうやめて!!」





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