過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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104:1[sage]
2011/02/26(土) 10:48:26.92 ID:ehHXp7bQ0
おのれ、これも魔術師の仕業か?
などと一瞬だけ考えてみたが、犯人はすぐに見つかった。
ガブリエル「うまうま」ぼりぼり
私の背後に、頬をリスの様に膨らませている黒猫が居た。
ボロボロと床にクッキーの欠片をこぼしつつ。
なるほど、ことわざ通りコイツの頬っぺたを削ぎ落とせと言う事か。
ガブリエル「甘味がたらんな。もっと無いのか?」
猫の分際で人語を話す気持ち悪い生き物を無視し、私は部屋の窓を全開にした。
心地良いというには少し寒い風が入り込んで来る。もう冬だ。
だが、換気は必要だろう。
さて…
サーシャ「第一回ガブリエル遠投大会ー!」
心の中で拍手しつつ、黒猫の首根っこを掴んで持ち上げ、マウンドに立ったピッチャーのごとく振りかぶった。
さすがに頭上に持ち上げるには少し重いので、セットポジションからの投球だ。
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