過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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115:1[sage]
2011/02/26(土) 11:05:46.21 ID:ehHXp7bQ0

ルチア「お断りします。私はこっから一歩を動きません」

判事「処刑上へ連れてけ」

兵隊「はっ!!」


十数人の兵隊が彼女を連行しようとしました。
しかしどういう事か、大の男が十数人で引っ張っても、ルチアを動かす事ができなかったのです。
それは、まるで重たい石像の様でした。


兵隊「マジ重ッ!!」

ルチア「神の奇跡です。けして私が太っているわけではありません」


ラチが明かないので、千人の兵隊と千頭の牛を派遣し、縄を括りつけて引っ張ろうとしました。
しかし、それでも聖ルチアを動かす事はできませんでした。
ルチアは聖霊に満たされた、山の様に強固な存在となったのです。


仕方が無いので、聖ルチアはその場で処刑される事になりました。

刑吏が彼女の喉を刃物で引き裂きます。しかし、聖ルチアは潰れた喉でこう叫びました。


ルチア「みなさんにお知らせがあります!! 今日キリスト教徒を迫害していたディオクレティアヌス帝がその地位を追われました。
  迫害は終わりを告げたのです。そしてわが姉アガターがカタニアの守護者となったように私はこのシラクサの守護者となるでしょう!!」


どうして彼女は、今日この日、ディオクレティアヌスが退位する事が分かったのでしょうか?
彼女の声が終わらぬうちに、ローマの使者が彼女の処刑の場に到着し、ディオクレティアヌス帝の退位を告げました。
聖ルチアの言葉が裏付けられたのです。

誰もその場から彼女を動かす事ができず、そして彼女はその場で殉教しました。

それから、聖ルチアの死んだその場所に墓が造られ、やがて教会が作られる様になったのです。



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