過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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220:1[saga]
2011/03/17(木) 16:06:59.62 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「……五和は3発ほど持ちましたよ」

神裂「ちょうど今、3発ほど被弾しましたが…」

サーシャ「分かりますか? これでも手加減しているのです」

神裂「分かってますよ。肉体を傷つけず、精神を直接攻撃する。これなら五和も私も外傷による致死の可能性はありませんし、
   何より精神的に挫けさせれば、早々にあなたに立ち向かう事を諦めるだろうと。そういう事ですよね」


それが、私の最期の情。優しさだなんてふざけた事をほざくつもりはない。
在るのは、人間という脆弱な生き物に対するせめてもの憐れみだ。


サーシャ「分かっているのなら、最期のチャンスを与えます」



サーシャ「五和を連れてさっさと引き返しなさい」


つい先ほどまでは、本気で殺すつもりでいた。
でも、もうすっかりその気持ちも冷めていた。

もはや取り返しのつかない処まで来ているのだ。
今さら安いケジメなんて必要ない。

別に殺しても良いのだけれど、甘い甘い最期の情だから。天使の慈悲として見逃してやろう。
甘味は神の恵みに良く似ているらしい。天使は、甘いのが好きなのだ。



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