過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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226:1[saga]
2011/03/17(木) 16:15:51.29 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「力の差が分からないほど無能ではないでしょう?」

神裂「……」


世界に20人程度しかいない特別な才能を持つ聖人。
しかし、その聖人の力を持ってしても、天使には敵わない。
そもそも、存在そのものの格が違うのだから。

それでも神裂には、多角宗教融合型である天草式だからこそできる、一神教の天使を斬り伏せる術式が使える。
それが唯閃。しかしどういうわけか、神裂は峰打ちをしてくる。
これでは意味がない。私を倒すことなどできはしない。


サーシャ「この期に及んで、あなたはなぜ私なんかに執着しているのですか?」

神裂「……私には、大切な友人が居ました。以前話しましたよね?」

サーシャ「……」

神裂「嫌なんですよ。もう……例え自分が当事者でなくとも、大切な親友同士が理不尽な理由で絆を違えるのを、私は見たくない」

サーシャ「それは、あなたの都合でしょう。あなたの勝手な考えを私に…」

神裂「自分勝手で何が悪いのですか…?」


目の前に突き付けられた七天七刀を物ともせず、むしろその刃を素手で力強く掴みながら叫んだ。


神裂「他人の事に一々口を出すほど傲慢じゃないですよ……でも、それでも私は、このまま黙って見過ごすわけにはいかない…!!」


刀身を握りしめた手と指の隙間から血が垂れてくる。
それでも神裂は刀から手を離そうとはしなかった。



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