過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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228:1[saga]
2011/03/17(木) 16:18:38.51 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「なぜ? 一体、何があなたのためになる? こんな事をしてあなたに何の得がある?」
神裂「分かっているはずですよ、言わなくても。でも、あなたはそれを認めようとしない。
認めてしまえば、失うのが怖くなるから。違いますか?」
サーシャ「それは…ちが…」
神裂「臆病者」
サーシャ「ッ…!?」
言葉が、深く深く、心の届かない部分に刺さる。
自分でも触れられない、見えない。いや、触れる、あるいは直視する勇気の無い場所へ。
神裂「サーシャ。自分の気持ちに正直になれない臆病者。わがままを言う事がそんなに
怖いのですか?」
黙れ…
神裂「嫌な事を嫌だというのがそんなに怖いのですか!?」
黙れ…黙れ……
神裂「本当は分かっているのでしょう? みんな、あなたのために戦っていたのでは」
サーシャ「djai黙gdha!!!」
感情が爆発する。
それに合わせて背中の翼から、四方八方に光が飛散し、周りの壁をズタズタに引き裂いた。
精神を攻撃するだけの生易しかった光の術式が、感情のうねりに合わせ、無差別に破壊する力に変わったのだ。
私の位置を起点に爆発的な衝撃が広がった。
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