過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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234:1[saga]
2011/03/17(木) 16:27:32.95 ID:+kOB7SVc0

キャーリサ「太陽の記号と合致するカーテナと、北欧神話で太陽を食らう狼。この二つを合わせ、
      カーテナの力を食わせる事で新たな、全く逆の属性をこの場に発現させた」


太陽を食らう狼。北欧神話では、フェンリルという巨大な狼の息子であるスコルがそれにあたる。
スコルが太陽を食べることで日食が起きるという北欧神話の伝説だ。
なるほど、カーテナの光を北欧神話の太陽と記号的に合致させ、
それに合わせて北欧神話の伝説における親和性をカーテナの魔術的記号に繋げ、さらに実践的に改良したと言ったところだろう。

言うは易しだが、さすがは北欧神話を知り尽くした新たなる光だ。
以前、カヴンコンパスを通してカーテナに魔術的介入をしたのと同じ様に、
何らかの力をあのカーテナに供給し、欠片から黒い剣を現出させるという方法を取っているのだろう。

それが外部から供給されているのか、あるいはカーテナの欠片そのものに仕掛けを施したのか。

だが、いずれにせよ…


サーシャ「どこから介入を行っているのかはわかりませんが、それはカーテナの力の恩恵を受けるあなた自身に悪影響を与えるはずですよ」


よく見ると、キャーリサの唇の端から、一筋の血が垂れている。
顔色も僅かに青くなっている。


キャーリサ「そんな事は覚悟の上だし」

サーシャ「質問1。そんなリスクまで冒して、あなたは何を望んでいるのですか?」

キャーリサ「野暮な事を聞くな。私の目的は今も昔もただ一つ」


強く床を蹴り、弾丸の様なスピードで斬りかかってきた。

私は咄嗟に、それを光の剣で受け止める。



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