過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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272:1[saga]
2011/03/21(月) 23:27:03.69 ID:Z63G9RO60

キャーリサ「そんなバラバラな考えで対立してはいるが、それでも何とか、魔術サイドのバランスは三宗派を中心に、
      極めて政治的に牽制し合う形で保たれていた」

五和「みんな仲良くすれば良いのに」

サーシャ「第一の解答ですが、互いに対立し合う状態で、いかに戦争を起こさずにバランスを保つかが政治手腕の見せ所なのです。
     戦争や武力革命なんて脳筋の馬鹿がやる事です。脳筋の馬鹿が儀礼剣を振り回しながら」

キャーリサ「……」

サーシャ「どうかしましたか?」

キャーリサ「いや、別に。もう慣れたし…」

キャーリサ「こほん……まあサーシャの言うとおりだ。表向きは外交で。表で処理できない事は、魔術師が裏で処理してきた。
      けして波風を立てない様にな。多くの人間の骨身を削る様な努力があってこそ、今の魔術サイドのバランスは保たれているんだ」

キャーリサ「だが…そこに、そこにだよ。サーシャ。お前は天使になった。なっちゃったし。
      ローマ教皇にもない神性を持った存在が、絶対の統一見解を示せる存在が現れちゃった」

キャーリサ「世界大戦が終わった後、みんな神経をすり減らしながら魔術サイドの平和のために
      色々と組織再編とかして頑張ってたのに、そこにお前が現れた」

キャーリサ「はっきり言う。マジ空気読め。サーシャちゃんマジKY」

サーシャ「……」


……分かるよ、分かりますよ。私だって魔術サイドの人間ですから、これがどれだけ重要な事か。
だけど、なっちゃったものは仕方ないでしょう。別になりたくてなったわけじゃないですし。



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