過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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342:1[sage]
2011/09/01(木) 01:34:58.13 ID:/QZSeJGM0
殲滅白書との戦いは、私の我儘の末に起きた事だった。
それでもみんなが私を必要だと、私を守りたいと言ってくれたから、私は自分が正しいと信じて戦えた。
ブリテン・ザ・ハロウィンの時も、私は仲間のために戦った。
そしてロシアでは、私は仲間の元へと戻るために戦った。
迷った事は確かにあった。それでも、私は足を止める事は無かった。
全ての戦いは、ずっと自分が正しいと思えたから戦ったのだ。
自分がそうしたいと思ったからであり、そしてその行動に戸惑いを与える様な障害など無かった。
でもそれ以上に大事なことに、どうして気付けなかったのだろう。
私は単純に、みんなが好きだから、あの仲間たちの輪の中に居たかったから。
だから戦っていた。
正しいとか、正しくないとか。正義だと悪だとか。
そんな難しい話じゃない。私の行動の全てはそこにあった。
いや、最初から理解していた。分かっていた。それなのに余計な事に囚われて、本当の意味では理解していなかったのだ。
正しくは、分かっていたつもりだった。
自分の欲しいもののために戦う。それは、例えどんなルールや正義や事情があってもそれを殴り壊して手に入れる覚悟があってこそなのだと。
よくよく考えれば、それはとんでもない我儘だろう。
神裂火織、あなたの言う通りでした。
私は臆病でした。
自分に正直になれず、わがままを言う勇気がなかった。
だからほら、神が間違っていると言っただけで、私はあなた達を殺そうとした。
あなた達を諦めようとした。
戦うべきは、強大な敵とかどうしようもないほどの絶望とか、そういう類のものではない。
自分の信じている正義や価値観こそが本当の敵だったのだ。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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