過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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365:1[sage]
2011/10/01(土) 19:18:40.77 ID:/Pz/V8UC0
それは、ガブリエルの左手から長く伸びた青い光だ。
その光は剣の様な形をしてガブリエルの左手に握られている。
さらによく見ると、左手には普通の銀色の刃の剣が握られていた。
青い光は、その剣に合わせて形作られているようだ。
いつの間にあんなものを取りだしたのかはよく分からなかったが、すくなくとも
ガブリエル「呑気に観察して一人称で語ってる場合か?」
サーシャ「なッ!!」
話の最中という掟破りの攻撃を食らう。
長く剣の形に伸びた青白い光が、私の体を真横に切断しようと振るわれた。
それに対し、私は真っ白な光の剣を一瞬にして作り出してガブリエルの一撃を防ぐ。
ガブリエル「……」
防ぐだけでは終わらない。攻撃して、コイツを倒さなければ意味はない。
私は自分の剣でガブリエルの剣を防いだまま、そのまま滑らせる相手の剣に自分の剣を滑らせるようにして、
大勢を変えずに私とガブリエルの距離だけを縮める。
二つの光の剣と剣が擦れ合い、バチバチと異様な破裂音を響かせながら、私はガブリエルの懐へと潜り込んだ。
狙いは首、さきほどのお返しだ。
ガブリエル「ふん…」
だが、つまらなそうな顔をして、鼻で笑いながら、ガブリエルは私の剣ごとその剣を持った私の左の腕を肩の部分から切断してしまった。
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