過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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393:1[sage]
2011/12/07(水) 05:32:51.91 ID:PjMV23DC0

上条(何だ…これ……?)


ステイルと神裂が自分に向かって何かを叫んでいる。

上空を見上げると、まるで天使が飛び立った後の様に、光り輝く羽がふわりと滑る様に舞い。

そして一枚の羽根が自分の頭に…


上条「くッ…!!!!」


すでに失った記憶。


ヨケロ


追憶ではない、彼にとっては初めて目にする光景も同然だ。


シヌゾ?


脳細胞の破壊と共に失われたはずの、絶対に戻る事は無いはずの記憶が…どうして?


ステイル「避けろ!!上条当麻!!」

上条「えっ…?」


ふと我に返った時にはもう遅かった。


巨大なイノケンティウスの体を、正中線を通る様に光が走った。

イノケンティウスの巨体に隠れたサーシャから放たれた光だ。

イメージで言えば、学園都市が左方のテッラを始末した時の様な大陸横断ブレードを、細く凝縮した感じだ。

それはイノケンティウスを綺麗に真っ二つに切断し、そのまま床をなぞり、溶かす様に切り裂き


そして、その直線状にあった上条当麻の右腕を光の刃が通過した。



ボトリと呆気ないほどに気の抜ける様な音を立てながら、切断された上条当麻の右手は床に落ちた。





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