過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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53:1[saga]
2011/02/12(土) 20:19:36.97 ID:vQio53aR0
ハリー・ポッターでも知られている通り、イギリスは魔術で有名な国だ。
あのアレイスター・クロウリーもイギリス出身の魔術師である、
大英図書館と関係が深い魔術師としては、マグレガー・メイザースが上げられるだろう。
クロウリーや、彼が師と仰いだアラン・ベネットに並ぶ大魔術師。
かつて彼らが所属していた、天才魔術師の集団である黄金の夜明け団で、独裁的首領を務めた程の実力者である。
近代魔術を語る上では、アレイスター・クロウリーと同じく欠かせな存在だ。
もちろん、彼と同様に、現在の魔術様式に多大な影響を与えている。
そのマグレガー・メイザースだが、彼はこの大英図書館にあったソロモンの名を冠する7種類の断章を基に内容を再構成し、
「ソロモンの大いなる鍵」という魔道書を完成させた事で有名である。
ちなみに正確には、メイザースは大英博物館にあった文献から研究して「ソロモンの大いなる鍵」を著したのだが、
まあ1997年に完全に図書機能が分離するまでは、博物館も図書館も一緒にされていたので問題は無いだろう。細けぇこたぁ良いのだ。
ここまで語っておいて難だが、“ハリー・ポッター“から今までの下りはどうでも良い。読み飛ばしてもらっても構わない。
もはや説明するまでもないが、魔道書の原典は読むだけでなく、開いてちょっと閲覧するだけでも非常に危険な書物だ。
魔術に関する様々な記述があり、それ一冊がすでに魔術として機能しているのである。
もちろん、そんな危険な本を一般人に管理させるわけにはいかないわけで、こうして定期的に、
魔術に携わる第零聖堂区ネセサリウスの人間が点検をしているのである。
オルソラ「ということなのでございます」
サーシャ「なるほどわからん」
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