過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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63:1[saga]
2011/02/12(土) 20:38:16.71 ID:vQio53aR0
そんなこんなで作業は続いた。かれこれもう二時間は経過しただろうか。
サーシャ「アブラメリンの秘奥義……この棚は、悪魔学の魔道書ですね」
アブラメリンは遥か昔、14〜15世紀の有名な魔術師だ。
その魔術師はアブラハムに、聖守護天使の加護を得て、悪魔や天使の力を行使する術を授けたという。
守護天使とは、十字教的には、天使の九階層のうち、最下層の天使に与えられる使命でもある。
また、セフィロトの各セフィラを守護する天使も守護天使だ。
そして守護天使と言えば、これも当てはまるだろう。
黄金を始めとする近代魔術結社が、秘密の首領、地球外知的生命体、あるいはドラゴンと呼んでいた天使。
かつてアレイスター・クロウリーに、必要な知識を必要な分だけ与えた存在。
サーシャ「悪魔学の魔道書も大量にあるのですね。十字教からすれば、異端とも言えるものですが…」
天使が居るなら当然、悪魔も居るのだろう。
有名なところでは、魔王ルシファーか。
と考えていた処で、ちょうど一冊の本が目に映る。
サーシャ「明けの明星…?」
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