過去ログ - 垣根「テメエらよりモテんだよ、俺は!」一方通行「戦わなきゃァ、現実とォ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
2011/06/30(木) 23:22:22.35 ID:/srkMNfLo
「残念だが、俺のブリーチングに常識は通用しねえ。コイツは未元物質による特別製だ。誰にも真似できねぇよ」
「ダークマター?」
ドヤ顔をする少年を余所に、学園都市で買った新型携帯を使って検索を始める英国王女。
買ったばかりのそれを使いこなしているのは流石は「頭脳」というべきか。
彼女の上の妹といえば、携帯は連絡が取れればよいとしか考えていない。
英国王室御用達の携帯も持ち腐れというものだ。
尤も、別用途に複数携帯を持ち、むしろソッチがメインに使っている彼女もある意味、ロイヤルテレホン持ち腐れと言えるのかも知れないが。
「なんだ、市販されているじゃない」
「何!?」
携帯の画面に映るダークマター印のブリーチ剤は、脱色染毛の薬品としては法外の値段ではあったが、彼女は逡巡することもなくポチる。
少年といえば、「いい加減にしろや学園都市ィィィィィ!!」と絶叫しながら翼を生やしていた。
「学園都市の子供は能力開発を受けているとは聞いていたけれど……コレがそうなのかしら?」
珍しいものを見た、という風に彼女は呟く。
それは彼女の生の感情ではあるのだが、一方でカモフラージュでもある。
驚きを口に出す一方で、彼女の視線は周囲の反応をせわしなく追っていた。
能力が日常として存在している学園都市の住民が、少年の翼に対し、驚愕し、逃げる。
それはこの少年の能力が、強力なもの、あるいは珍しいものであることの証左とも言えよう。
そういう観察力、洞察力を隠すのはもはや彼女の習性になっている。
「ムカついた。土御門の召集なんざ知ったことか。俺はこれから冷蔵庫時代の黒歴史潰しにいく」
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