過去ログ - 垣根「テメエらよりモテんだよ、俺は!」一方通行「戦わなきゃァ、現実とォ」
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968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/06/30(木) 23:24:12.95 ID:/srkMNfLo
「確か、学園都市の能力者は0〜5までのランクが存在しているのだったかしら?」

「ああ」

「見たところ、かなりの上のランクのようだけれど、人徳はないみたい」

彼女はそこまで言って、また声を忍ばせて笑う。

「学園都市で、高位の能力者に喧嘩売るってのがどういう意味か、知らねぇみたいだな」

「学園都市は初めてですもの。でも、喧嘩を売った覚えはなくてよ」

「肩書きに集まる人間が信用できないのは、当然の事でしょう?」

澄んでいる……とは言いがたいが、曇りの無い瞳で彼女は少年を射抜いた。
彼女が信じるのは彼女の肩書きを知らないで絆を作った人間のみ。
王女としての姿を知る者に、彼女は心を開かない。それが自分を守る術だと疑わない。
しかし、少年はそれを否定した。

「今持ってる肩書きを脱いだって、別の肩書きを着るしかねえ。素っ裸で歩くことは文明社会じゃできやしねえよ」

「それが嫌なら、ジャングルの奥地に引き篭もって自給自足で暮らすんだな」

少年は鬱陶しそうに嫋やかな髪を掻き上げると、一回り以上年上の女性に対し言い放った。

「俺のレベルを教えてやろうか」

「レベル5……学園都市に七人しかいねえ超能力者の第二位だ」

「未元物質の垣根帝督」





行間 〜 marchen the Dark Knight 〜



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