過去ログ - 上条「時間封鎖、ね」 -SS速報VIP

過去ログ - 上条「時間封鎖、ね」

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103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/06(日) 14:02:40.94 ID:Ta2TJfqVo

「禁書目録と喧嘩でもしたのかにゃー？」

　土御門の言葉に、内心安堵する。いざとなれば言い逃れはどうにでもなるが、その推測はとても扱いやすいものに思えた。

以下略

104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/06(日) 14:03:07.25 ID:Ta2TJfqVo

　――説明を求められたとき、迷わずに言い返せるように、想定と模範回答が必要かも知れない。

　いや、と上条は考える。

以下略

105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/06(日) 14:03:47.60 ID:Ta2TJfqVo

　――いざとなれば、気付かれずに[ﾋﾟｰｰｰ]ことさえ容易。

　そう考えた上条当麻の頭に、またズキリとした痛みが走る。

以下略

106:訂正[sage saga]
2011/02/06(日) 14:04:37.17 ID:Ta2TJfqVo
>>105

　――いざとなれば、気付かれずに殺すことさえ容易。

以下略

107:訂正[sage saga]
2011/02/06(日) 14:05:18.00 ID:Ta2TJfqVo

　――できるだろうか。

　できるだろう、と上条は楽観していた。時間封鎖を過信していたわけではない。

以下略

108:訂正[sage saga]
2011/02/06(日) 14:05:58.41 ID:Ta2TJfqVo

　放課後、御坂との約束を守るために公園に向かう前に、青髪ピアスに「ある思いつき」のために必要な情報を確認した。

　彼ならそういうものについて詳しいだろうと思ったし、もしかしたら持っているかも知れない。

以下略

109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 14:06:37.65 ID:Ta2TJfqVo

　今日上条が探した道具は、上条にとってはおまけみたいなものだった。

　――拘束具、だ。いわゆる大人向けホビー商品。

以下略

110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 14:07:18.85 ID:Ta2TJfqVo

　だから彼が拘束具を必要とするのは、単純に「部分解除をしたまま抵抗を防ぐため」だった。

　昨日だけで、例の花柄の少女と、禁書目録、さらに御坂美琴に、気付かれずに自らの欲望をぶつけることができた。

以下略

111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 14:08:02.25 ID:Ta2TJfqVo

　かといって、上条当麻は禁書目録を標的からはずすわけにはいかなかった。

　もっとも近しく、もっとも容易に犯せるはずの女なのだから。

以下略

112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 14:08:29.55 ID:Ta2TJfqVo

　まずは御坂美琴の電撃が、時間封鎖によって止められるかを検証しなければならない。

　そしてその次に、停止した状態で、電撃を「幻想殺し」によってうち消せるかどうかを、

以下略

113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 14:09:45.32 ID:Ta2TJfqVo

　公園につくと、御坂美琴は待ち疲れた様子でベンチに座って缶ジュースを啜っていた。

　上条が声を掛けると、御坂は不機嫌そうに睨め付けてくる。

以下略

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