過去ログ - 上条「時間封鎖、ね」 -SS速報VIP

過去ログ - 上条「時間封鎖、ね」

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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:02:50.32 ID:+w26NYHFo

「ねえ、なんか奢ろうか？」

「――ぐ……」

21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:03:56.31 ID:+w26NYHFo

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◆ 上条当麻
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以下略

22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:04:35.69 ID:+w26NYHFo

「アンタさ」

　御坂が注文したジュースをストローですすってから口を開いた。

以下略

23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:05:15.42 ID:+w26NYHFo

　禁書目録はドリンクバーをしたこともないんだったっけ？　一度くらいはあるような気がする。

　上条は考えるが、やはり思い出せない。このところ、記憶もひどく曖昧だった。

以下略

24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:05:49.77 ID:+w26NYHFo

　アイツなら、禁書目録になんだって好きなものを食わせてやれる。

　俺みたいに食べさせてやれないわけじゃなく、ちゃんとアイツの食う量をセーブして、
　普通の食事量に戻すことだって可能かも知れない。

以下略

25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:06:26.62 ID:+w26NYHFo

「何を諦めてるの？」

　御坂の言葉が頭の中で繰り返された。普段通りに振る舞っているつもりだったが、それもどうやら限界に近付いているのか。
　

以下略

26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:07:24.67 ID:+w26NYHFo

　翌朝、上条当麻はバスルームで目を覚ました。

　いつものことだ。禁書目録と一緒の場所で寝たら、自分が何をしてしまうか分からない。

以下略

27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:08:49.40 ID:+w26NYHFo

　上条は禁書目録に返事をせず、リビングの床に寝転がる。ひんやりとした感触が、妙に心地よい。

「どうしたの、とうま？」
　

以下略

28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:09:17.14 ID:+w26NYHFo

(――おまえが何を求めているかなんて、おまえが一番知っているじゃないか)

　地の底から響くような声が、頭の中でこだまする。禁書目録が自分の名前を呼んでいる。上条は答えられない。

以下略

29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:10:27.06 ID:+w26NYHFo

　目を覚ました瞬間、上条当麻はベッドの上にいた。

　自分のベッドなのに違和感があるのは、ここ最近はずっとこのベッドを使っていなかったからだ。

以下略

30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/05(土) 23:11:27.29 ID:+w26NYHFo

　上条の頭には、不思議な高翌揚感と開放感があった。
　
　上半身を起こすと、受話器に向かって声をかける禁書目録の姿が見えた。

以下略

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