100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 00:21:41.58 ID:wis7kfEAO
「ところでキョン、君はなにかしらの告白をされる際には電話か手紙ならどっちがいいかな?」
「なんだよ藪から棒に。……その二つなら手紙かな?」
「ふむ、そうか……ならばこれをくれてやろう」
そう言って長門は鞄の中をごそごそ漁ると色気も何もない茶封筒を取り出した。
「……なんだこれは?」
「君への手紙だ」
なんの飾り気もなく宛名すら書かれていないのに可愛らしいピンクのシールで封をされている辺りは長門なりの気遣いなのか。
「なに大したことを書いてはいない。家に帰ってから時間に余裕あるときにでも読んでくれ」
それで伝えたいことは全て伝えたのか長門はすたすたと部室を出ていってしまった。
こっちの動揺なんて知らん顔で。
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